Logistics Information Management Service

「LIMS」とは

地金の固有情報(重量情報等と各種関連書)と位置情報を、流通する各業者様(需要家、商社、倉庫会社)にリアルタイムで、権限を有する関係者間で同時に共有できるサービス:
日本到着時に検量したデータをアップロードした後、WEB画面やスマホアプリにて関係者が在庫、出荷準備、入荷準備、入荷後の自社内移動、最終使用、などの記録を取り、必要関係者間で共有管理し、会社を超えた業務効率化促進を行います。
尚、「LIMS」とは一般社団法人日本海事検定協会の登録商標です。

LIMSで出来ること

1.
地金情報のデジタル化、ワンストップシステムにて関係各社で共有
地金データ(NKKK No、Temp No、Cast No、重量、ブランド名等)がバンドル単位で格納され、WEB画面で参照可能
従来、紙で受け渡しされてきた地金の情報をデジタルで格納し、共通のシステムで参照するとで、各社毎の書類作成、データ作成業務から開放されます。
2.
各種書類のペーパーレス化
重量証明書、出荷明細書、成分表をPDFで格納
関係各社がWEB画面上で閲覧、ダウンロードできます。
紙の書類をスキャンしてメールで送る手間は必要ありません。
3.
地金の配送予定をシステムで共有
出荷予定、納品先を登録、倉庫、商社で確認ができ、更にその内容が需要家へ共有されます。
需要家は、納入される地金の予定をWEB画面で確認可能になり、メールや電話での出荷情報について連絡の必要はありません。
4.
入荷、使用の登録は、アプリで地金のQRコードを読み込むだけで完了
工場での入荷、使用の情報は、地金に貼られたQRコードを専用アプリで読み込むだけで、システムへ送信され即時に更新されます。
現場でのスマートな作業とリアルタイムでのデータ反映を実現します。
在庫、使用済の情報は、事務所のパソコンで確認でき、在庫管理、生産管理に活用できます。
QRコードは、検量の際にラベルに印刷し地金へ貼付します。
アプリはiOS端末で利用可能です。
5.
地金データはエクスポート可能
LIMSに格納されているデータは、CSV形式でダウンロード可能です。
エクセル等で加工して、在庫管理、使用量の把握、取引決済の確認に活用できます。
手入力のデータ作成から開放され、ミスの無い効率的な事務作業に繋がります。

LIMSを用いた基本的な業務の流れ

  1. ステップ1

    海事検定  LIMSへ地金データの登録
    港で検量した結果がLIMSにデータ登録される
    地金のデジタルデータ(※)、証明書PDF、成分表PDFが登録されます
    (※)NKKK No.、Group No.、Temp No.、重量(Kg)、扱い商社、扱い倉庫、ブランド名

  2. ステップ2

    商社  納入予定の登録
    出荷対象の地金データを選択し、納入先会社、工場、予定日、商社管理番号を入力

  3. ステップ3

    倉庫  納入予定の確認
    出荷が確定した段階で、納入予定の地金を、「配送中」に変更。
    納入明細書をPDFで格納。
    出荷が確定され、需要家様にデータが見えるようになります。

  4. ステップ4

    工場  入庫した地金を在庫にする
    アプリでQRコードをスキャン、もしくはLIMS WEB画面へ入力することで、ステータスが「在庫」となります。

  5. ステップ5

    工場  地金の使用登録
    アプリでQRコードをスキャン、もしくはLIMS WEB画面へ入力することで、「使用済」に変更されます。

  6. ステップ6

    データ集計
    データの検索及びエクスポート機能を備えていますので、CSV形式でダウンロードしてエクセル等で集計を行えます。

サービス利用に必要な環境

全ユーザー共通
インターネット(*1)に常時接続された操作PC端末(*2)とウェブブラウザ(*3)
モバイル端末
WiFi等でインターネットに常時接続されたiOSデバイス(*4)
(*1)
接続速度として、十分な強度の Wifi を推奨。
(*2)
OS:Windows10推奨
画面解像度:1366 * 768(ノートPC)、1920 * 1080(デスクトップ)以上推奨。1920 * 1200 (125%拡大)に最適化済
(*3)
Chrome Ver77以上を推奨
(*4)
iPod Touch 第七世代(2019年発売)、iOS 13 を推奨
上記推奨と異なる環境の場合、想定と異なる動作となることがあります。

サービス窓口(問い合わせ、申し込み)

一般社団法人 日本海事検定協会 検定サービスセンター

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